よくある質問と用語集 | 住宅ローンの保険 | カーディフ生命 - Danshin Website
住宅ローンの保険(団体信用生命保険)について、
みなさんからよく聞かれる質問にお答えします。
また、保険は聞き慣れない言葉が多いので、用語集もつくりました。
分からない時に参照してみてください。
- 住宅ローンに付帯されている団体信用生命保険はどんな保険ですか?
- 住宅ローンの返済中に、住宅ローンのご契約者が死亡または高度障害になった場合、ご本人に代わって生命保険会社が、その時点の住宅ローン残高に相当する保険金を債権者に支払い、ローンが完済となる制度の保険です。
- 保険料は誰が払っているんですか?
- 原則として、団体保険契約者である金融機関が負担します。
- 毎月の保険料はどのように支払うのですか?
- 金融機関が保険料を全額負担する場合は、お客さまに負担はありません。また、住宅ローンの金利に組み込まれる形でお客さまが負担する場合もあります。
- 持病があるのですが、団信に加入することはできますか?
- お客さまごとに審査していますので、一概にお答えすることはできません。カーディフでは公平性を保つために、お客さまの健康状態などに応じたお引受けを行っています。そのため、お断りすることもありますが、傷病によってはお引受けできる場合がありますので、告知書にある質問事項に事実をありのままに正しくご記入ください。
- 途中で保障を変更することはできますか?
- いいえ、途中で保障内容を変更することはできません。保障内容を変更したい場合には、お借換えをしていただき、新たに団体信用生命保険にご加入いただくこととなり、継続的な保障とはなりませんのでご注意ください。また、新たなご契約には健康状態などの告知が必要となります。
- どんなガンが対象なんですか?
- 悪性新生物が対象となります。そのため、悪性新生物に該当しない、上皮内ガンの他、膀胱・尿路・乳管等で発生する非浸潤ガン(非浸潤性乳管ガン、非浸潤性尿路上皮ガンなど)は保障対象外となります。
- ガンが治っても、本当に全額支払われるんですか?
- はい。この保障の責任開始日以降に生まれて初めてガン(悪性新生物)にかかり、医師の病理組織学的所見(患部の一部を切り取って、顕微鏡などで調べる検査)によって診断確定された場合に、ガン診断給付金をお支払いしますので、完治していてもお支払いの対象となります。
また、ガンのステージや進行度合いによるものではなく、「悪性新生物」と診断された場合にお支払いの対象となります。なお、悪性新生物に該当しないステージ0期に分類される病変(上皮内ガン、乳房・膀胱などの非浸潤ガン)はお支払いの対象とはなりません。
- どうしたらカーディフの保険に入れますか?
- カーディフが提携している銀行などの金融機関にて、お客さまが住宅ローンを組まれる際に保険にもお申し込みいただくことになります。銀行などの金融機関にご相談いただくか、もちろん、わたしたちカーディフにご相談いただいても、ご要望に合った金融機関をご案内します。
【保険金】
お客さまが万一、病気やお亡くなりになった場合に保険会社から金融機関に借主の返済に充当するために支払われるお金をいいます。
【保険料】
契約者である金融機関が、保障の対価として保険会社に支払うお金をいいます。
【保障開始日】
責任開始日とも言います。保険会社が契約上の責任(保険金・給付金の支払いなど)を開始する時期をいいます。保障開始日は、単に申込書が提出された時ではなく、「申込み」「告知・診査」「第一回保険料の払込み」の3 つが完了した時となります。ガン保障では、契約が成立してもすぐに保障が始まらず、保障開始日から90 日の待ち期間があり、それを過ぎた翌日(91 日目)が保障開始日となりますので、ご注意ください。
【特約】
主契約につけるオプション部分のこと。特約だけの契約はできません。この特約により契約条件を変更し、補償する範囲を変更したり、保険料の支払い方を変えるなど希望にあった契約内容にすることができます。
【三大疾病】
ガン、脳卒中、急性心筋梗塞をいいます。
【高度傷害】
高度障害とは、非常に重い障害状態であり、その後の生活に重大な支障をきたす状態になることをいいます。
高度障害保険金のお支払い対象となる「高度障害状態」とは、次のような状態をいいます。
- ① 両眼の視力を全く永久に失ったもの
- - 視力が0.02 以下になって回復の見込みのない場合をいいます。
- ② 言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
- - 「言語の機能を全く永久に失ったもの」とは、
- 1) 語音構成機能障害で口唇音、歯舌音、口蓋音、こう頭音の4 種のうち3 種以上の発音ができなくなって回復の見込みのない場合
- 2) 脳言語中枢の損傷による失語症で音声言語による意志の疎通ができなくなって回復の見込みのない場合
- 3) 声帯全部の摘出により発音ができない場合、をいいます。
- - 「そしゃくの機能を永久に失ったもの」とは、流動食以外のものは摂取できない状態で回復の見込みのない場合をいいます。
- - 「言語の機能を全く永久に失ったもの」とは、
- ③ 中枢神経系または精神に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
- ④ 胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
- - 「常に介護を要するもの」とは、食物の摂取、排便・排尿・その後始末、および衣服着脱・起居・歩行・入浴のいずれもが自分ではできず、常に他人の介護を要する状態をいいます。
- ⑤ 両上肢(腕から手)とも手関節以上で失ったか、またはその用を全く永久に失ったもの
- ⑥ 両下肢(足)とも足関節以上で失ったか、またはその用を全く永久に失ったもの
- ⑦ 1 上肢を手関節以上で失い、かつ、1 下肢を足関節以上で失ったか、またはその用を全く永久に失ったもの
- ⑧ 1 上肢の用を全く永久に失い、かつ、1 下肢を足関節以上で失ったもの
- - 「上・下肢の用を全く永久に失ったもの」とは、完全にその運動機能を失って回復の見込みのない場合をいいます。
【失業信用費用保険】
勤務先の倒産や会社事由による解雇など(非自発的事由)によって失業状態となり、仕事に就く意思・能力があるにもかかわらず再就職できない状態が所定の免責期間を超えて継続し、ローンの返済日が到来した場合に月々のローン返済額を保障するものです。
【上皮内ガン】
上皮内ガン(上皮内新生物)とは、腫瘍細胞の増殖が上皮内(大腸については粘膜内)にとどまり、基底膜(大腸については粘膜筋板)を越える浸潤を認めないものをいいます。
上皮 … からだの体表面や諸臓器の内面などを覆う細胞層をいいます。
基底膜 … 上皮とその下の組織との間にあります。
粘膜筋板 … 大腸の粘膜固有層と粘膜下層の間にあります。
【非自発的失業】
離職を余儀なくされ、労働の意思および能力があるにもかかわらず、職業に就くことができない失業をいいます。
例えば、台風・火災等によって事業資産が滅失したことにより、事業を継続できなくなった場合や取引先が倒産したことにより事業を継続できなくなった場合などをいいます。
【女性特有のガン】
乳ガン、子宮ガン(子宮頸ガン・子宮体ガン)、卵巣ガンなどをいいます。
M0000OG0710(2015.10新)